人生において、ひとりは味方がいるべきと考え、子どもと向き合ってきました。社会との関わり方、仕事の捉え方、自分を大切にするという事を幾度となく伝えてきました。子ども達は成人し、社会人として過ごしていますが、役所への届け出についてなど、学校では教えてくれない事は苦手のようで、今でも「お母さんの得意分野だよね」と言って頼まれてしまいます。
義父が亡くなったときも得意分野なので心を込めて「遺産分割協議書」を作成し、義母から報酬を頂きました。自分の遺言書は内容を悩み過ぎて作成出来ていませんが、公証役場で同席してもらう証人の候補者は決めています。祖父が建設業の会社を経営していたので、小さな頃からとび職のおじさん達に囲まれて成長しました。「あのビルに足場かけたのうちだ」と誇らしげに語る祖父のまなざしを今でも覚えています。
わたしも行政書士としてひとつひとつを丁寧に、真摯に取り組んでいきたいと思います。そしていつか二人いるお孫ちゃんに胸を張って「行政書士」を語りたいと思います。